教室に通い始め、自分と生活全てが変った(ATさん)
  • 基礎科卒業レポート

     

    恭子先生のお教室に通い始めて半年、いろいろな変化がありました。仕事と体調不良で2回ほど出席ができず残念な思いをしましたが、本当にあっという間の半年間でした。お教室に通いはじめ、自分自身と生活すべてが変わり始めました。
    このレポートを書くことをきっかけにこの身体を作った私の食人生の今までを振り返ってみようと思います。私事をつらつらと自分振り返りのように書いてしまっていますので、さらっと読み流してください・・

     

    幼少期

    一人っ子だったため、同居の祖父母にとても可愛がられて育てられたように思いますが、昔のナチュラルな祖父母だったため、おやつは焼き芋や、おせんべいでした。風邪をひいたらねぎを首に巻いたり、今思えば、豆腐を頭に貼られていたなぁと思い出しました。

    ただ、現代っ子の父と母だったので(笑)お肉や、サイダーなどもよく食べて飲んでた記憶があり、風邪をひきやすく、朝礼ではよく倒れる子供でした。洋風のお菓子(ケーキなど)が嫌いで生クリームは大嫌いでしたが、和菓子はよく食べてました。

     

    思春期

    高校に進学し、いろいろなことに自由が出てくる、見た目にきをつかうようになるとダイエットだのなんだの言って、すごい食生活へと変化しました!(悪い意味で・・・)。ダイエットと称して、お昼はカロリーメイトだけを続けたり、ご飯は太るからと食べなかったり、ブロッコリーが大好きで夕飯はブロッコリーだけなど、1つにはまると○○だけ食になっていました。写真を見返すと顔はパンパン、Tゾーンには思春期にきびがいっぱい。あまり食べてないはずなのに痩せないなど、悪循環な食事を続けた高校生活でした。

    その後進学し、海外の学校に編入しさらに生活が一変。オーストラリアでは1年間、主食がパンか芋という生活で6,7キロ太り留学後半は朝がつらい、身体が重いなどの不調を常に抱えていました。その不調改善の目的からヨガを始めました。一時帰国を経て、タイにインターンでホテルで仕事をしていましたが、この頃は毎日タイ米にとっても辛いタイカレーというタイ人に合わせて作った社食を食べ、1ヶ月くらいで暑さと辛さで5キロくらい減りました。ベスト体重ほどではないですが、身体が戻った気がします。

     

    帰国後は、美容関係の仕事をしながら、本格的にヨガを続けていましたが、心と身体の繋がりに気がつき、食に興味を持ち始めました。

    母を癌で留学前に亡くしていることから、自分も遺伝するところがあるだろうし、何がいいのか探していたとき、マクロビオティックと出会いました。

    この頃は、本を読み、玄米を炊いてみたりしましたが、ただベジタリアンがいいのだと思い込んでいた時期でもあります。

    豆乳をたくさん飲んでたり、生野菜を食べたりして、整理不順や冷えを悪化させることを繰り返していました。

    ヨガの先生の中にはローフードを実践している方もとても多く、また、その意味を履き違えていた時期だと思います。

    ヨガのスタジオの立ち上げなどに携わる機会に恵まれ、仕事が変わり、時間に融通が利くようになったので、もっと自分で調理できるようになるためR教室に通うことにしました。が・・・、マクロの精神て素晴らしいと思って通い始めたのに、実際のお教室では、先生と生徒でけんかをしていたり、先生の怒鳴るような叱り方に、違和感を感じてしまいました。丁度その頃、精神分野のヨガの師匠について更なる研鑽を積んでいた時期でもあり、こんなのはマクロでない。。。と12回中8回くらい通ったところで、リタイヤしました。その後は自分で本を読んで、ある程度勉強してゆるゆると時には魚を食べ、お誘いがあれば、外食でお肉を食べたり、少し甘いものをつまんだりという生活をしていました。それでもマクロを知る前に比べて、熱を出すほどの風邪をひくこともなくなり体調がとても悪化するようなことがなくなりました。でも、自分に甘いため、相変わらず小さな不調はちょくちょく出ていました。

    その後、マクロビオティックインストラクターの講義(岡部先生)に約1年通いました。こちらは講義メインで、陰陽五行や、お手当て、宇宙の法則などをとてもわかりやすく指導してくださり、もっとしっかりしなくてはと思うきっかけになりました。

    ずっと同棲をしていましたが、結婚したことを期に、もっと身体に対して気を使わなくてはと思ったこと、年々ひえが酷くなっていること、去年の春に初期の流産を経験したことで子供を産める身体ではないのではないかと不安を感じたことをきっかけに、やはり自己流ではなく、料理をしっかり学んでいかないといけないなと感じ、あなたと健康の料理教室に行こうかな・・と思っていたときたまたま手にした恭子先生の本を読んで、とても感動し、料理教室を開いていることを知り、すぐにここに通いたいと思いました。

     

    通う前の半年の食生活

    ・朝・・玄米甘酒、お茶、梅生番茶などそのとき飲みたいもの

    ・昼・・仕事がら食べられないことも多く、おにぎりをつまんだり、カフェなどの豆乳ラテなどで済ませてしまうことが多かった

    ・間食・・ 昼を食べそこねてしまうと、ベーグルをつまんでしまったり栄養食品など何か食べてしまう

    ・夜・・玄米ご飯 お味噌汁 おかず(魚、野菜など)

    夜がメインの食生活 夜のおかずは旦那さんと一緒のためお肉、魚、などを作るが、肉はほとんど手をつけていない。時々、パスタなどを食べる

    付き合いでの外食や、友達との楽しみはしっかり楽しんで、時々お酒も飲む。翌日少し気をつけて調整をしたり、岩盤欲に行くなどして体調管理をしていた。

     

    当時の不調

    ・流産後は生理が安定せず、不順が続いていた

    ・今年が冷えが一番ひどいと感じていた

    ・手のアレルギーが人生で一番悪化する。一時は髪の毛も洗えないくらいひどい状態になる。

    ・友人の勧めで受けたアレルギー検査で、牛乳、卵、小麦にレベル65のアレルギー反応が出る(レベル7が最高)

     

    先生のお教室に出会い通い始めてからの変化

    通い始めて、まず、最初の授業のあとの2週間をおかずを食べながらも、玄米とけんちん汁をひたすら続けた。

    そうすると、肌がきれいになり、体調もとてもよくなった。

    その後もベースは玄米とけんちん汁を続けた。

    もともとヨガを続けていたりしていたこともあり、からだの反応に敏感で、前日に甘いもの、夜遅くに重いものを食べると翌日必ず目がはれ、顔がパンパンになるので、時々外食の次の日が授業のときなど、先生にびしっと指摘されて・・ドギッ!!!とすることがあった。

    でもそのご指摘をしていただくことで、さらに奥深くに秘めている自分の弱さに気がつき、よくならなくては良くなりたいという気持ちを強くさせてくれた。

    少しづつ、先生がいつも言ってくださる、「○○よりまし」という言葉を励みに、前よりも少しずつだけど良くなっているんだと実感しながら、時々はハメをはずしてしまうこともあるけど全体的に身体が良くなっていくのを感じた。毎年必ずあかぎれになる手も、今年はまったくきれることもなく、夏にかなりひどくなった手のひらも水泡ができなくなり、症状が改善されているのが自覚できた。生理不順に関しては、流産後の半年後検診に行った際、周期は長いみたいだけど排卵はしてそうだから大丈夫といわれる。それを受け、マクロを続けると周期も安定してくると本で読んだことがあったので、時間がかかるかもしれないけど自分で治していこうと思う。

    年末はイベントごとが重なりかなり忙しかったり自炊できる時間がなかったりして、体調も良くはない日が続いたが、風邪をひくこともなく、できるだけ玄米が食べられなくてもご飯と味噌汁は心がけ、落ち着いたら玄米とけんちん汁と思っていた。年が明けて、ハワイにサーフィンをしに行き、郷に入ったら郷に従え精神で、ご当地物を楽しんだ。そしたら、3日目から夜中に手がかゆくなり寝られなくなる。(この3日で食べたもの・・パン、チーズ、ハンバーガー)4日目も続き、来たことを後悔するくらい寝られないので反省して、その後は、ライスを中心に食べて過ごした。

    帰国後、生理があまりにこないので、一度薬に頼って戻してもらおうかと思い、病院にかかると、まさかということもあるので、検査をしてから薬を処方するといわれ、検査をするとなんと、妊娠が発覚!予想外でかなり驚いた。

    冷えもあり、着床しづらいのかと思っていたので、とても嬉しかった。これも、お教室に通い始めて、少しずつ身体が変わっている大きな変化だと感じた。しかし、その後2週間位したら本格的なつわりが始まり、ご飯や味噌汁を食べられなくなり、吐くようになる。

    7週目くらいはおじやが美味しく感じ、げんまいクリームのミキサーする前のものをおじやにして吐きながらも毎日食べたが、その後ぴたっと受け付けなくなり、梅生番茶もまずく感じるようになってしまった。りんごを中心に食べられそうな日は、そうめんを食べ、炭酸水やなどを飲んですごしていたが、旦那が心配して、ネットで検索して食べられそうなものと、ゼリーを山ほど買ってきた。また、時々無性に、揚げ物とパンが食べたくなり、食べてしまった。でも必ずすぐに気持ち悪くなり吐いていた。水も吐くようになってしまったので、ゼリーも食していた。これはあまりよくないと思い、

    恭子先生に相談すると、「妊娠初期は身体の声が偽者のときもある!裏切らなきゃいけないときも

    あるのよ」と教えてくださり、「いやでも梅生番茶はのみなさい」とアドバイスしてくださったの

    で、無理やりのむようにしたら、不思議と飲んだ後は吐き気がおさまった。

    それでもその後も1,2週間は同じような状態が続いたが、少しずつ日中に米が食べられるようになり、玄米おにぎりや、白米ごはんを好みで食べるようにしている。日々つけている食日記がとても役に立ち、つわりが始まってからは17:30以降に食事を取ると、気持ち悪くて眠れない、眠りが浅い、何度も起きる、手がかゆくなるという悪循環を発見し、最近はできるだけそれ以前に食事を終えるように気にかけている。現状もつわりはひどく続いているが、常に頭に学んだことがあるので、戻れる場所があると信じて頑張れることができていると思う。以前だったら、このような状況なら本当に食べたいものを赴くままに食べていたと思う。まだまだ意思は弱いので、甘えが出てしまうが、良し悪しを見極め、身体にとても正直になった。

     

    お教室に通い始めて続けていること

    ・毎日薬草茶を煎じて飲むようになった。

    ・意識的にお米を取るようになり、和食中心になる

    ・卵、牛乳、小麦を極力とらないようにする

     

    このお教室に通うことで、意識的に一番変わったのは包丁の持ち方です。料理に対する姿勢が変わったことで野菜や食材に対する意識がとても変わりました。まだまだ、体調が不安定で、気持ちもめげそうになるけど、できるだけいいものを取ろうと日々心がけています。お手当て法がめんどくさくて、簡易的なお手当て法に頼ってしまったりもしていますが、体調にあわせて食べ方を変えたりできるようになりました。

    母の大病がきっかけで、食や身体に興味を持ち、こうして深く学べることに感謝しています。自分が母になるには不安がたくさんありますが、次の世代につなげるべく、命を大切にまずは自分の身体作りをしっかり続けていこうと思います。4月から、水曜日と木曜日に仕事が集中してしまい、基礎、本科ともに通えなくなってしまいました。途切れるのはとてもいやなので、5月からパン教室に申しこみ、秋以降のお教室でもう一度基礎科にかよい直そうと思います。これからもご指導宜しくお願い申し上げます。

     

     


     恭子から一言
     最近、すでに、マクロビオティックをやっている方が教室に見えることが多くなりました。
  • が、身体が冷えている方が多いのです。
  • 間違った食事をしているのです。
  • 正しい食事をすれば、身体は温かくならないといけません。マクロビオティックの理論にだけとらわれて、真実の身体の声を聞く知恵がないのです。
  • 玄米とけんちん汁というのは、非常に優れています。すべての人の症状を改善していきます。